うーん、最近よく考えるんですけどね。Cloudflareのこと。みんなCDN、つまりコンテンツデリバリーネットワークとして見てると思うんです。でも、それだけじゃない。特に、DNSの設定。ここをちゃんとやると、SEOにも結構いい影響があるんじゃないかなって。表示速度とセキュリティ、この二つが、Googleの評価にどう繋がるか。今日はそのあたりを、ちょっと整理してみようかなと思います。口述筆記みたいな感じで、まとまりなかったらごめんなさい。
先に結論:DNSの最適化は、もはやSEOの基本施策
まあ、結論から言うと、CloudflareのDNS設定をちゃんとやるのは、SEOにとってすごく重要です。なんでかっていうと、サイトの表示速度とセキュリティが直接的に、GoogleのCore Web Vitalsっていう指標に関わってくるから。 ページの表示が速いとか、安全だっていうのは、ユーザー体験が良いっていうこと。Googleはそこをすごく見てるんですよね。 だから、ただCDNをONにするだけじゃなくて、DNSレコードの中身まで踏み込むのが大事。…うん、そういうことです。
どうやるの?SEOを意識したCloudflareのDNS設定
じゃあ、具体的にどこをどうすればいいのか。基本的なところから、ちょっとマニアックなところまで、いくつか話してみます。
まず、一番の基本は、Cloudflareのプロキシ、あのオレンジ色の雲のアイコンをONにすること。 これだけで、ユーザーとサーバーの間にCloudflareが入って、キャッシュを返してくれたり、攻撃から守ってくれたりする。 これが速度とセキュリティの第一歩ですね。ほとんどの人がこれはやってるかな。
でも、大事なのはその先。DNS設定の画面には、もっと色々なレコードを追加できるんです。
DNSSEC:DNSの通信を安全にするおまじない
次に見てほしいのが、DNSSEC(DNS Security Extensions)です。 これ、ONにしてますか?DNSSECは、DNSの応答が途中で改ざんされてないかを検証するための仕組み。 まあ、DNSの通信にデジタル署名をつけるようなもの、って考えればいいかな。 これを設定しておくと、フィッシングサイトとかに誘導される「DNSキャッシュポイズニング」みたいな攻撃を防ぎやすくなります。 直接的なランキングへの影響は明言されてないけど、サイトの信頼性を高めるっていう意味で、やっておいて損はない設定です。
CAAレコード:意図しない証明書の発行を防ぐ
それから、CAA(Certificate Authority Authorization)レコード。 これも大事。これは、自分のドメインに対して、どの認証局(CA)がSSL証明書を発行していいかを宣言するレコードです。 例えば、Let's Encryptしか使わないって決めてるなら、CAAレコードでそれを明示しておく。そうすると、万が一、何者かが別の認証局で偽の証明書を発行しようとしても、それがブロックされる。 これも直接的なSEO効果というよりは、セキュリティを固めて、サイトの信頼性を担保するための設定ですね。Cloudflareは、設定によっては勝手に追加してくれることもあるみたいだけど、自分で意図を理解して設定するのがいいと思います。
ボット対策:無駄なアクセスを減らしてサーバーを守る
あとは、ボット対策機能ですね。「スーパーボットファイトモード」とか。 これを有効にすると、悪質なボットからのアクセスを自動でブロックしてくれます。 無駄なアクセスが減るから、サーバーの負荷が軽くなる。結果として、正規のユーザーへの応答が速くなる可能性がある。それに、コンテンツを勝手にパクっていくスクレイピングボットを防ぐことにも繋がるかもしれない。 これも間接的にSEOに効いてくる部分だと思います。
設定項目と思考の整理
ちょっと頭の中を整理するために、表にしてみますか。こんな感じかな。
| 設定項目 | 推奨度 | 個人的な考え・メモ |
|---|---|---|
| プロキシ(オレンジ色の雲) | ★★★★★ | これはもう必須。CDNとWAFの基本だから、特別な理由がない限り絶対ON。 |
| DNSSEC | ★★★★☆ | ONにするだけ。訪問者を守る意味で、信頼性のシグナルになるはず。やらない理由がないかな。 |
| CAAレコード | ★★★☆☆ | 使ってる認証局がはっきりしてるなら設定すべき。セキュリティ意識が高いっていうアピールにもなる…かも。 |
| ボットファイトモード | ★★★★☆ | 無料プランでも使えるからON推奨。 サーバーリソースの節約は、巡り巡って表示速度に繋がる。ただ、たまに正規のボットを誤判定しないかは注意が必要。 |
注意点とか、デメリットとか
もちろん、いいことばかりでもなくて。Cloudflareを使う上での注意点も少し。例えば、プロキシをONにすると、自分のサーバーの本当のIPアドレスが隠れるんですけど、それが原因でトラブルが起きることも稀にある。あと、何か問題が起きたときの切り分けが、少し複雑になるかな。サーバーの問題なのか、Cloudflareの問題なのか、見極めが必要になる。
あと、パフォーマンスの話で言うと、海外のDNSPerfみたいなサイトのデータを見ると、Cloudflareは世界的に見てめちゃくちゃ速い。 でも、日本国内だけで見ると、話は少し変わってくるかもしれない。利用しているプロバイダとか、ネットワークの相性によっては、他の国内向けCDNサービスのほうが速い、なんてこともありえる。 自分のサイトのユーザーがどこに多いのかを考えて、実際に計測してみるのが一番確実ですね。
もう一歩進んだ設定 [上級者向け]
これはちょっと上級者向けの話ですけど、Cloudflareには「Early Hints」とか、「Cloudflare Workers」みたいな機能もある。Early Hintsは、ブラウザがページのHTMLを待っている間に、先に読み込んでおくべきCSSとかを伝えられる仕組み。これで体感速度が上がる可能性がある。Workersは、エッジサーバー上でJavaScriptを動かせる機能で、これを使えばもっと細かくキャッシュを制御したり、A/Bテストをしたり、色々できる。まあ、このあたりは開発の知識が必要になってくるので、まずは今日話した基本的なDNS設定をしっかり見直すのがいいと思います。
結局、Cloudflareって、ただのCDNじゃなくて、Webサイトのパフォーマンスとセキュリティを統合的に管理できるプラットフォームなんですよね。 その心臓部がDNS。だから、ここをちゃんと理解して設定することが、結果的にユーザー体験を向上させて、SEOにも繋がっていく。…うん、たぶんそういうことなんだと思います。色々試してみるのが一番ですね。
それで、皆さんに聞いてみたいんですけど、あなたのサイトでは、表示速度とセキュリティ、どっちをより優先して対策していますか?もしよければ、理由と一緒にコメントで教えてもらえると嬉しいです。
